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大進撃のkazu1961のレビュー・感想・評価

大進撃(1966年製作の映画)
4.3
▪️JPTitle :「大進撃」
ORTitle:「La Grande Vadrouille」
▪️First Release Year : 1966
▪️JP Release Date : 1967/12/15
▪️Production Country : フランス
🏆Main Awards : ※※※
▪️Appreciation Record : 2022-217 再鑑賞
🕰Running Time : 124分
▪️Director : ジェラール・ウーリー
▪️Writer : ジェラール・ウーリー、ダニエル・トンプソン、マルセル・ジュリアン
▪️MusicD : ジョルジュ・オーリック
▪️Cast : ルイ・ド・フュネス、アンドレ・ブールビル、テリー・トーマス、クラウディオ・ブルック
▪️Review
🖋パケ写真が無い扱いですが、私は大好きな作品です。とにかく温かくて、クスッと笑えて、それで持って観終わった後に心地よい余韻。。。何度も再鑑賞した作品です。第二次世界大戦中のパリで撃墜された爆撃機からパラシュートで脱出した英国兵をパリ市民が助ける(一緒になって逃亡する)、そんな作品です。戦闘シーンや残酷なシーンがなく、明るく、ハラハラしながら楽しんで、そして爽快な気分になれます!!

🖋本作、フランスで1966年に1700万人以上の観客を集めました。、1997年に『タイタニック』に抜かれるまで、30年以上に渡ってフランスにおける映画の興行収入で史上最高位の座を保ちつづけたんですね。ドイツ人を出し抜いて、イギリス人を助けるフランス人の構図がフランス国民には愛されてきました。ラストシーンもとても秀逸です。

🖋ちなみに『ROMA/ローマ』の中で、主人公のクレオがボーイフレンドと見ていた映画が本作で、ラストシーンが上映されています。

🖋フランスの人気コメディアン、フュネスとブールヴィルの即興的なコメディがとても素晴らしく、嫌味なく笑えます。日本ではNGかもですが、斜視のドイツ兵がものが2つに見えることで色々失敗をしでかすのがとても笑えます。さらに、イギリス空軍兵の逃走を助けるフランス人女性ジュリエットを演じるマリー・デュボアがとても美しい。ブルーの瞳がとても印象的です。

🖋物語は。。。
1942年、ナチス占領時代のパリ。イギリス空軍の戦闘機がパリ上空で撃墜され、乗組員たちは脱出前にパリのモスクに集合すると決めた上で、パラシュートで脱出しました。隊長のサー・レジナルド・ブルークはヴァンセンヌの森の動物園に着陸しました。2人目のピーター・カニングハムは、ペンキ職人のオーギュスタン・ブーヴェの籠の上に引っかかり、彼の手引きで隠れることとなりました。3人目のアラン・マッキントッシュはオペラ・ガルニエの屋根に着陸し、オーケストラの指揮者スタニスラス・ルフォールの楽屋に逃げ込みました。二人のフランス人は、嫌々ながらも、イギリス兵たちをかばいながら自由地域経由でイギリスへ脱出させるための手引きをすることになり、ナチ将校アシュバッハの手を逃れながらブルゴーニュ方面へと向かいます。ムルソーのホテルの女将ジェルメーヌを始めとするレジスタンスたちの手を借りながら、彼らはグライダーで境界線を突破を目論みますが。。。

🖋個人的にはオススメの作品です!!

▪️Overview (映画. comより)
ジェラール・ウーリー、ダニエル・トンプソン、マルセル・ジュリアンの共同になる脚本を「大追跡」のジェラール・ウーリーが監督した戦争コメディ。撮影はクロード・ルノワール、音楽はジョルジュ・オーリックが担当している。主演は「大追跡」のルイ・ド・フュネスとアンドレ・ブールビルのコンビに「素晴らしきヒコーキ野郎」のテリー・トーマス、「ビバ!マリア」のクラウディオ・ブルックなど。
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