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シー・ラヴズ・ミーのkazu1961のレビュー・感想・評価

シー・ラヴズ・ミー(2016年製作の映画)
4.6
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2023-025
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋めっちゃ笑えて、めっちゃ温かくて、そして最後にはホロリ。。。とても素晴らしい文句なしのミュージカルムービーです。本作、ニューヨークのブロードウェイ作品を映画公開する、松竹ブロードウェイシネマのシリーズ化第一弾の作品。大好きな映画トム・ハンクス&メグ・ライアン主演の『ユー・ガット・メール』の原点となった作品、なので映画で言うと内容と設定はエルンスト・ルビッチ監督の『桃色の店』ですね。この作品もめちゃくちゃ好きな作品で、ここにブロードウェイミュージカルならでは歌の臨場感とコミカルに大笑いできて、泣けるのはほんと最高です!!

🖋️このブロードウェイミュージカル、トニー賞を始め数々の賞を受賞し、 映画『シャザム!』のザッカリー・リーヴァイ、「マイ・フェア・レディ」のローラ・ベナンティが主演を務め、ジェーン・クラコウスキーら実力派人気俳優陣が出演しています。物語は匿名の文通相手にほのかな恋心を抱いた2人が実は職場での喧嘩相手という、ベタベタな展開(笑)。

🖋️最近の大掛かりなミュージカル作品とは一線を画して、クラシカルな作品だけに、1930年代イメージの温かな舞台セットや美術に、古典的な恋愛ストーリー、そして落ち着いた心地良い歌曲と、これらのバランスが凄く良い作品です。取り立てて大きな事件が起きるわけではないですが、キャラクターとそれを演じる役者たちの個性の素晴らしさが光る作品です。

🖋️さらにミュージカル上演を映画で見せてくれる楽しみも。舞台を見にいけば観客自身が俯瞰して見ていく中で、自分の興味を見つけていくのがパターンですが、監督の意図通り導かれて鑑賞するのが映画になっているが故。小道具や細かな表情もアップになるのでここぞと言うことを見落とすことがないのが素晴らしい所ですね!!

😌Story:(参考: 公式サイト)
ジョージとアマリアは香水店で働いている。仲が悪い2人は、事あるごとにいつもぶつかり合っている。ところが、2人には気になる匿名の文通相手がいて、それが何とジョージとアマリアだった!文通相手が当人同士であることが発覚した2人は、果たして、恋愛を実らせることができるのだろうか……?

🔸Database🔸
・邦題 :『シー・ラヴズ・ミー』
・原題 :『She Loves Me』
・製作国 : アメリカ
・初公開 : 2016
・日本公開: 2019/04/19
・上映時間: 133分
・受賞 : ※※※
・監督 : デヴィッド・ホーン
・脚本 : ジョー・マスタロフ
・原作 : ※※※
・撮影 :
・音楽 : ポール・ジェミニャーニ
・出演 : ザカリー・リーヴァイ、ローラ・ベナンティ、ジェーン・クラコウスキー、ギャヴィン・クリール

🔸Overview (映画. com)
1930年代のハンガリー、ブダペストを舞台に、香水店で働く男女が文通によって恋を育む顛末を描き、トム・ハンクス&メグ・ライアン主演の大ヒット映画「ユー・ガット・メール」の原点ともなったトニー賞受賞ミュージカル「シー・ラヴズ・ミー」を、映画館のスクリーンで上映。2016年にブロードウェイで上演されたステージを収録。キャストにはTVシリーズ「CHUCK チャック」や映画「シャザム!」のザカリー・リーバイ、「マイ・フェア・レディ」のローラ・ベナンティをはじめ、TVシリーズ「アリー・myラブ」「モダン・ファミリー」で知られるジェーン・クラコウスキーら実力派が集結している。松竹とニューヨークのオンラインストリーミング会社BroadwayHDがタッグを組み、本場ブロードウェイの舞台を映画館で上映するプロジェクト「松竹ブロードウェイシネマ」の一作。
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