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サザエさんの脱線奥様のkazu1961のレビュー・感想・評価

サザエさんの脱線奥様(1959年製作の映画)
3.6
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2023-016 再鑑賞
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋シリーズ7作目にもなり、江利チエミと雪村いづみの歌や踊り、江利チエミの顔芸、そして笑いはほぼ安定で、前作くらいから少しマンネリの感が出てきています。。。それでも鑑賞できるのは、当時の日本各地の原風景や生活様式、そしてその時の旬な俳優陣(今観ると異常に懐かしい人々ですが(笑))を観ることができるからですね。

🖋️そういう意味では、雪村いづみとデュエットする宝田明、脱線トリオや中田ダイマル・ラケットなどの東西コメディアンなどが観られるのは嬉しいところ。とりわけ、サザエさんが出向く道修町のその薬屋問屋は当時の人気番組『番頭はんと丁稚どん』そのまま。私が小さな頃TVに齧り付いていた作品で、芦屋雁之助・芦屋小雁・茶川一郎・大村崑が番組と同じ役で出演し、大村崑のギャグ「キャラメル、もろた」のシーンがでてくるのには拍手でした!!(若い方はライザップ のCMに出てくる90歳超えの大村崑しか知りませんよね?!(笑))

🖋️それにしてもやっぱり時代を感じます。とにかくみんなが声を揃えてサザエさんに“子供はまだか?”“早く赤ちゃん作れ!”と言ってるのは今の時代では大問題になってしまいますね。

😌Story:(参考: Amazon)
社宅だが、新居ができたマスオ、サザエ夫婦。ようやく始まった新婚生活を2人は楽しんでいた。新婚祝いのお礼にマスオの同僚を招待するが、肝心のマスオがなかなかこない。マスオは、花村専務から関西出張を言い渡されていた。やがて、サザエのもとにマスオから「出張が長引きそうだから、大阪に来い」と連絡が届く…。

🔸Database🔸
・邦題 :『サザエさんの脱線奥様』
・原題 : ※※※
・製作国 : 日本
・初公開 : 1959
・日本公開: 1959/12/26
・上映時間: 79分
・受賞 : ※※※
・監督 : 青柳信雄
・脚本 : 笠原良三
・原作 : 長谷川町子
・撮影 : 西垣六郎
・音楽 : 神津善行
・出演 : 江利チエミ、小泉博、藤原釜足

🔸Overview (映画. com)
サザエさんシリーズの第七作。長谷川町子の漫画から、「お姐ちゃん罷り通る」の笠原良三が脚本を書き、「槍一筋日本晴れ」の青柳信雄が監督した。撮影担当も「槍一筋日本晴れ」の西垣六郎。
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