kazu1961

きっと、いい日が待っているのkazu1961のレビュー・感想・評価

3.9
🔸Film Diary🔸
▪️本年鑑賞数 :2023-017
▪️死ぬまでに観たい映画1001本-※※※

🖋教師たち大人のエゴに虐げられ続ける少年達や主人公の兄弟を胸を抉られるような痛い気持ちで、何度も観るのを挫けそうになりながらも作品を見続けました。。。そうして、やってきたクライマックス&エンディングは。。。

🖋️本作、1960年代にデンマークの少年養育施設で実際に起きた子供たちの虐待、薬物投与などがしつけという名目のもとで行われていた社会問題をベースに描かれた、少年と兄弟の忍耐と勇気を描いた物語です。そんな物語なので観ていてとにかく痛い。。。作品です。

🖋️そして、どちらも本作が映画デビューとなる主演の兄弟役の二人の瑞々しい演技と子供たちの抑圧された演技も素晴らしいです。さらに一番独裁的で狂信的な校長役を演じていたラース・ミケルセンの迫真の演技が印象的。そうデンマークの至宝と呼ばれる俳優マッツ・ミケルセンの実兄なんですね!!

😨Story:(参考: yahoo movies )
1967年、デンマークのコペンハーゲンで母親と暮らす13歳のエリック(アルバト・ルズベク・リンハート)と10歳のエルマー(ハーラル・カイサー・ヘアマン)。ある日、病弱な母親が入院することになり、兄弟は施設に預けられる。彼らはいじめの標的にされ、教員や職員から体罰を受け、エリックは施設で生きるためには幽霊のように目立たずにいようとエルマーに諭すが……。

🔸Database🔸
・邦題 :『きっと、いい日が待っている』
・原題 :『Der kommer en dag』
・製作国 : デンマーク
・初公開 : 2016
・日本公開: 2017/08/05
・上映時間: 119分
・受賞 : ※※※
・監督 : イェスパ・W・ネルスン
・脚本 : セーアン・スヴァイストロプ
・原作 : ※※※
・撮影 : エーリク・サポン
・音楽 : スーネ・マーチン
・出演 : ラース・ミケルセン、ソフィー・グローベル、ハーラル・カイサー・ヘアマン、アルバト・ルズベク・リンハート、デーヴィズ・デンシック

🔸Overview (映画. com)
コペンハーゲンの養護施設で起きた実話をもとに、自分たちの手で未来を切りひらこうとする幼い兄弟の絆を描き、デンマーク・アカデミー賞で作品賞をはじめ6部門に輝いたヒューマンドラマ。1967年。労働者階級の家庭に生まれた13歳の兄エリックと10歳の弟エルマーは、病気の母親から引き離されて養護施設に預けられる。そこでは、しつけとは名ばかりの体罰が横行していた。さらにエリックたちは新しい環境になじめず、上級生たちによるイジメの標的になってしまう。そんな過酷な日常から抜け出すべく、兄弟は施設からの逃亡を図る。ラース・フォン・トリアー率いる製作会社ツェントローパの俊英イェスパ・W・ネルスンが監督をつとめ、デンマークで史上最高視聴率を記録したテレビドラマ「THE KILLING キリング」のスタッフやキャストが集結。ソフィー・グロベルが子どもたちを見守る教師役、ラース・ミケルセンが厳格な校長役を演じた。
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