アバウト・ライフ 幸せの選択肢
ダイアン・キートンとスーザン・サランドン目当てで鑑賞。
ミシェルが恋人・アレンとの結婚を望む一方で、いまひとつ乗り気でない様子のアレン。2人は親たちの経験から結婚生活について学ぼうと、両家顔合わせのディナーの席を設けるが・・。
ジャンルとしてはラブコメとヒューマンコメディの中間くらいという感じ。4人の豪華ベテラン俳優陣が余裕たっぷりな掛け合いを魅せ、音楽の心地よさも相まって、良質な舞台劇を味わっている感覚に。
"結婚" や "夫婦" がテーマだが、設定が設定だけに重苦しくなるかと思いきや、 最後まで軽いタッチで笑える場面も多く、肩の力を抜いて観られる作りなのもいい。
久しぶりにスクリーンで観たリチャード・ギア。あの軽快な立ち振る舞いは今作でも健在。相変わらずチャーミングなダイアン・キートン。その魅力は観る度に増すばかりで、彼女のファッションを観るのも楽しみの1つ。スーザン・サランドンは期待通りの弾けっぷりで、作品のよいアクセントに。
近年こういった作品が少なくなっているハリウッドの現状に少し寂しさもあり。
