🐉明けましておめでとう御座います🐉
昨年は年末に忙しくなって中々皆さんと交流が出来なくてすみません💦
今年も良い映画に巡り会えますように…とさっき神社に行ってきました⛩️
って事で2024年最初のレビュー、というか恒例の年越し映画はこれです。ここ2年はApple TVが続いてましたので今年はNetflixです。夜更かししたので初日の出を見に行けませんでした💦
レナードバーンスタイン。wikiによるとアメリカ初の世界レベルの指揮者となっていますが、私この人を「ウエストサイド物語」でしか知らないんですよね。逆に言えば「ウエストサイド物語」の印象が強すぎてそれだけで世界的音楽と認識できる程です。
最初老年期のバーンスタインが出てきた時のメイクにびっくりしました。このメイキャップをやったのがカズ・ヒロ氏という事で納得。このメイキャップですが鼻が大きく作られていて「ユダヤ人のステレオタイプだ」と批判があったらしいです。バーンスタイン一族は擁護してくれたようですが。
このキャストの並び順ですが、バーンスタインの映画なのに1番初めに妻役のキャリーマリガンがいるんですよね。何でだろうと思ったらこれはバーンスタインの生涯というよりも夫婦の物語でしたね。キャリアを積んでいく事に焦点を当てるよりも個を描いた作品。そのスタイルにしたのは好感が持てますが、中身はちょい退屈だったかなぁ💦
しかしバーンスタインの音楽に対する姿勢や哲学がけっこう詳しく描写されていて、音楽家と創作家の違いとは何か。ってのは目から鱗でした。
監督をしたのはブラッドリークーパー本人ですが、「アリー・スター誕生」の時より平凡な感じでした。Netflixになるとなんでこんなにギラギラ感がなくなってしまうんだろう。プロデューサーも凄い面々なのに勿体ないです💦
しかしブラッドリークーパーのあの演技というか雰囲気?とても安定感がありましたね。10年前は町山智浩に「顔だけの役者」って言われてましたけど、今やクリントイーストウッドの後継者とまで言われる程の存在です。評価的には成功したんでしょうが、内容的には不完全燃焼な印象。次作はNetflix意外のところでやってほしいです…
本作ゴールデングローブ賞に名前を連ねていて、おそらく本戦にもそのまま行くと思われます。じゃなかったら年越し映画にこれは選んでなかったかも😅
ブラッドリークーパーはともかく、そろそろキャリーマリガンには受賞してほしいんですが、この作品はちょっと弱いなぁ💦