正直、三連休中日の日曜朝10時から観るような映画ではない。それでも比較的若い人も含めて予想以上に混み合っていた。
観ておいてよかった。
地政学的にも、歴史・政治的にも国家レベル・民間レベルでまともな付き合いができるような国ではないし、少なくとも国家体制が変わらぬ限りはその必要もないだろう。
でも、独裁国家体制によるいわば巨大な監獄でたまたま生まれてしまい、一生暮らさざるを得ない彼の国の人々があまりに不憫だ。ニュース報道などで漠然とは知ってるつもりだったが想像を絶する悲惨さ、残酷さだ。
生きるために脱出を試みる人たちに正直何一つできることは無いのだけれど、せめて、このリアルを観て、知って、誰かに観るよう推奨することくらいはしないといかんと思った。
とりあえず公開中に娘連れていってくる。
