第二次世界大戦末期、元最強の兵士であったフィンランド人の老兵が、自身が掘り当てた金塊を奪おうとしてきたナチスをボコクソにするお話。いわゆる「舐めてた相手が殺人マシーンでした」ものです。
いやぁ、最高に面白かったです。
生涯、何かワン・ジャンルしか映画が観れないのであれば、私はこのジャンルを選ぶな、と思いました。
アクション・バイオレンス・ざまぁ(復讐)、これはもう至高。
本作、そういうジャンル映画のあらすじにある通りの作品なんだけれど、その中身を構成する要素一つひとつのレベルが高い。
バイオレンス・アクションシーンもこれまで観たことがないような描写(ゴア表現含め)がたっぷり含まれていて、一つでもありがたいのに、何個も頂戴してあらす!となります。
お話も、基本は一本道なんだけれどその中で最大限にフックを効かせていて、色々な場面展開があり全く飽きない。
一応チャプター構成なんだけど、終盤に向けて作品内のテンションはどんどん高まっていき、終盤のチャプターで「皆殺し」と出たときは「うおーー!!ついに皆殺しかーー!!」と一人で声出してしもた。
その後の最後のド派手展開なんかこの手の作品として完璧で、ほんと分かってるなぁーと思いました。
あらすじの時点で面白そうと思った方は、絶対期待を裏切らないのでぜひ観て欲しいですね。