B級映画にも見えそうな作品を、
主演ラッセル・クロウで、実話をベースに、真面目にやってるので、
正統派アクション映画、ヒーロー映画、バディ映画が成立していることにまず評価。
取り憑く悪魔たちの実態は見えなくても、取り憑かれた人の恐ろしさはホラーとしても十分だと思う。
特に、子役の男の子はすごかった。
悪魔と戦ってるのに、割と力技で向かっていくところがアモルト神父の安心感だし、新しいエクソシスト像でもあったよね!
プロデューサー自らが、日本語でTwitterを使ってプロモーションをしたのも効果的だったし、ちっちゃくて可愛いバイクに乗るラッセル・クロウの構図など予告からの切り抜きやイラストで話題を誘うのも上手。
普段映画館に行かなそうな層までリーチした良い例だね。
周りでも話題になっていたし、おかげで気軽に薦められる作品でもある。
日本でのヒットも手伝って、アモルトとトーマスのコンビの続きが観られるといいね。