肉浪費Xアカウント復旧無理ぽ

ランナウェイ・シーフの肉浪費Xアカウント復旧無理ぽのレビュー・感想・評価

ランナウェイ・シーフ(2023年製作の映画)
3.8
ボリウッドのクライム・ミステリーはここまで来た!
機上まで追ってくるストーカー彼氏に出逢ったが運のツキ…CA夫婦の窃盗計画に飛行機ハイジャックがブッキング!?
…かと思ったかい?

オープニングの事の顛末…だけでは終わらない、出逢って即ベットinではないインドの贅沢ロマンス要素が予想のつかない「犯罪劇」へと転げ落ちる裏腹を持っているのは"1人だけじゃない"Netflixボリウッダーへの挑戦状😉

はじめから疑え!!

と、ヒントっぽい事話してますが、"まだ"全然ネタバレじゃないのです。
自分のお馴染みレビューの長文だと本当に即ネタバレに繋がるので、今度こそスマートに省略してレビュー終えられそうですが、、、
自分が邦題を考えるなら
『フェイク・エアライン』
でもいいと思うんですよね。"フェイク"なんて、おいおいもうネタバレじゃないかと思われるかも知れませんが、これでさえ"ほんのちょっとのヒント"にしかすぎないのですw
こちらの方がシンプルに何を示してるか伝わり思わせぶりになるし、"ヒントという名の挑戦状"的なものとして見終わった後にニヤリしてもらえるような邦題になるかと思います。(お、異議あんのか?なら言ってこいよ?お??なメッセージ送りつけてもいいんだからね///😳)

お巫山戯が過ぎましたがwこの映画も無知だったらすみませんがNetflix内ボリウッドでも『ミラ:ガール・オン・ザ・トレイン』や『ラン・ローラ・ラン』のリメイク『エンドレス・ルーーープ』など原作元がわかりにくいものも含めてリメイク作を複数配信してるので、本作もなかなかに"リメイク臭"を漂わすくらいには、ある意味では"ボリウッドらしくない"結構錬られた脚本の気がしますねw

"Netflixボリウッダーへの挑戦状"と指定してるように、好き好んでNetflix内ボリウッド映画を観てる数少ない選ばれし民だったら、案外わかりやすい話でもあるんですよw
自分もその関連作で幾度も論じている
"韓国映画み"
とNetflix内ボリウッド映画のほとんどに通じてるテーマ
"フェミニズム(男尊女卑)問題提起"
この2つが今までの作風から念頭にあると、疑ってかかれて"伏線も拾いやすい"ことと思います。

この映画、リメイク(原作あり)じゃない限り、多重仕掛けだけにミステリー系映画感想で頻発する証明なき「最初から犯人わかってたわ!」吹かしは出にくいかと思います。
というか、リメイク元がなければ邦画はしても…ですが、『ノンストップ』、『非常宣言』等機上スリル・ハプニング映画のある韓国映画がかなり脚色してコメディ調にリメイク(ある意味逆輸入的な)するのもありの面白味のある「真相映画」となっています。

ハイジャックされ中で命握られてんのに、なにこのバカップル席立ちまくりーの、自己主張まくってんの?命惜しくないの??等のツッコミや強情に展開する粗さは、やはりボリウッド映画らしく存在していますが、ある意味では"アンチ・ロマンス"、かつ"アンチ・華麗エンタメクライム劇"な今までボリウッド映画が描いてきた"「ボリウッド・イズム」を覆す"面白い試みの映画だと思います。
Netflix『美に魅せられて』に似たようで対極な。(通じる人には通じる最大級のヒント)

また、エンターテインメントとしては最大に見所だろう"機上案件(窃盗&ハイジャック)"が中盤で終わり、終盤1/3が「真相編」になるので、めちゃめちゃ面白いですが構成・テンポ的に"改善の余地あり"で機上ハプニングを楽しむ"スリル映画とはジャンルが変わる"のは賛否も出てきそうです…

ていうか、インドCAスカートミニ過ぎなくなくなーい?(笑)