①から7年後が舞台 13歳になったダミアンを描く
監督はリチャード・ドナーからドン・テイラーへ(テイラーといえば自分には”ドクター・モローの島”の印象が強い)
①のグレゴリー・ペックの役割を名優ウィリアム・ホールデンが引き継ぎ、音楽は前作同様ジェリー・ゴールドスミス。
①のようなオカルト的な恐怖は薄めでしょうか…工夫はされてるが二番煎じ感も強いかな…もう一捻り欲しかった。
①では山犬が悪魔の使者でしたが、②ではカラスに。
カラス出現時のBGMが、いい感じに恐怖心を煽ってくれます。
ダミアン親衛隊も増員されてる。
親衛隊の方たちは超能力ではなく、武闘派なんだなあ。
ほぼ、というか必ず立聞きされてる…。興奮のあまりエキサイトしてしまい声がでかい…というのもある。
ランス・ヘンリクセンはこういう役が合うけど、やはりもっと何か欲しかった。
ダミアン役のジョナサン・スコット・テイラーは①のダミアンに似ていて、巧く発掘したと思う。
ーーー以下ネタバレありーーー
②で初めて自分の頭皮に「666」の刻印があること、そしてその意味にダミアンは気づくわけです。
悪魔だと自覚してると想っていたのですが違ってたんですね。
①のラスト、グレゴリー・ペックに「パパ、やめて!助けて!」と泣きながら必死に抵抗してたダミアンは悪魔の子としての言葉だと想ってた…。
ん~…なんかなぁ、、腑に落ちない所もあるけど。
義母は殺さなくてもいいのでは、、と想ったのだが…
悪魔としての自我に目覚め、確立しようと自己研鑽、戒めもあったのかな。そして、あのラストカットの表情になるのかな。
ブーゲンハーゲン早々退場は勿体ないと想うんだけどな。
タイトルクレジットで必死にジープとばしての、あのメインテーマ♪好きなんだけど。
[再鑑賞]