このレビューはネタバレを含みます
“悪い子の部屋にいるのはね、悪い子だからよ”
こんなセリフすごい久しぶりに聞いたような気がする。
頭ぱっくりから爽快な音楽とタイトルバックに、ん⁉…ちょとこれは……と期待させてくれるOP。
役者陣よかった、とくに主演のネル・タイガー・フリーは奮闘してましたね。修道院のバア様たちってなーんか怖いよなぁ、、昔から恐ろしい印象が付いて回ってる。
♪音楽もいい感じにハマってていいなと想ったら、”CUBE”や”ライトハウス”のマーク・コーヴェンでした。
ジェリー・ゴールドスミスの《Ave Satani》も約束道理でお見事。
ダミアンの出生、教会の裏側と①ではモヤモヤだった部分が明かされ、前日譚としては巧く作られたほうだと思う。
ブレナン神父は、この頃から闘ってたんだな。
これはリブート⁇フランチャイズ⁇・・・どうなんでしょうねえ。
巧く繋げてくれたとは想うけど、過去作から矛盾してる点もいくつかあったり。
①ではダミアンの母親は山犬で、墓には山犬の骨があった、、
ブレナン神父は出産に立ち会ったとか、母親を見たが山犬だった、、とか…。それと、ブレナン神父も666の印はあるわけで、、。
本作では、父親がとかチラリと出てきてたような気がしたけど…。
変更されたり、今後明かされたりってのもあるのかな…。
グレゴリー・ペックの写真が出てきてましたが、、続編あるとしたら別ルート、、AIでちょい復活、、完全に別の役者を起用、、とか色んなこと考えてしまった。
続編観たいですが、ハードルが高そう。
気がつかなかった所もあったかもしれないから、改めてまた観ようとおもう。
ダミアンは山犬の子とされてましたが、犬がどうして人間の子を生むんだ、っていう疑問がずっとありまして。本作では、生贄とされた女性たちと山犬を強制的に交らせ、身籠らせていたということなんですが。
当然ながら遺伝子的に不可能じゃないですか、そこは映画ということでわかるのですが、あまりにもぶっ飛びすぎているので、その辺は何か工夫がほしかったような気がする。
様々なシーンがあり、気分が悪くなってしまう方もいるでしょうね