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白鍵と黒鍵の間にのmuraのレビュー・感想・評価

白鍵と黒鍵の間に(2023年製作の映画)
3.8
フィルマークスを久しぶりに覗く。この映画を見たのもふた月近くまえで、よくおほえていない 笑

1988年、バブル末期。銀座、キャバレー、ジャズ…この設定には惹かれた。加えて、高橋和也と森田剛がいい味を出していて。(旧)ジャニーズを離れ、役者にこだわって生きてきたひとは、やはり応援したくなるなと。

音楽大学を卒業してキャバレーでピアノを弾く博。ジャズをやりたいと思いながら、ジャズは禁止。ただそこにひとりのヤクザがやって来て1曲をリクエスト。『ゴッドファーザー 愛のテーマ』。しかしそれは、ヤクザの組長だけがリクエストできる曲。そしてそれを組長の前で披露できるのは、クラブの専属ピアニスト・南だけで…

と、このあとのストーリーは少し複雑。時間と空間が交差して。でも、なかなかシャレていて嫌いじゃなかった。古い感じもあるけれど。そこが心地よかったのかもしれない。

まぁ、見る者を選ぶんだろう。歳をとったからこそいいと思えるのかと。
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