フィルマークスを久しぶりに覗く。この映画を見たのもふた月近くまえで、よくおほえていない 笑
1988年、バブル末期。銀座、キャバレー、ジャズ…この設定には惹かれた。加えて、高橋和也と森田剛がいい味を出していて。(旧)ジャニーズを離れ、役者にこだわって生きてきたひとは、やはり応援したくなるなと。
音楽大学を卒業してキャバレーでピアノを弾く博。ジャズをやりたいと思いながら、ジャズは禁止。ただそこにひとりのヤクザがやって来て1曲をリクエスト。『ゴッドファーザー 愛のテーマ』。しかしそれは、ヤクザの組長だけがリクエストできる曲。そしてそれを組長の前で披露できるのは、クラブの専属ピアニスト・南だけで…
と、このあとのストーリーは少し複雑。時間と空間が交差して。でも、なかなかシャレていて嫌いじゃなかった。古い感じもあるけれど。そこが心地よかったのかもしれない。
まぁ、見る者を選ぶんだろう。歳をとったからこそいいと思えるのかと。