このレビューはネタバレを含みます
仕事終わりに急遽劇場に駆け込んだ。
子供の頃大好きだった555を映画館で観れて嬉しかった(放送当時日本にいなかったので)。
みんなはこれをどう評価してるのかな？
鑑賞後席を立つ時にまぁ良かったんじゃないですか？って言ってる男の人がいて、そのひと言でなんか救われたんだけど、この気持ちはどうすれば良いの。
夢の続き 見せてやるよ──って書いてあったけど夢であれと思ったよ。
冒頭から血みどろでやったー！って気持ちと、新キャラの玲菜ちゃんが可愛くて良いじゃんと思っていたんだけど。
555の雰囲気を残しながら現代ぽくなってるアイテムやベルトは良かった。恥ずかしがりながらも玲菜ちゃんの変身は可愛いし素敵だった。こういう女の子大好き。
で、何でお前たちはまだうだうだしてんですか。この歳になったキャストであのどろどろを見せられるのはちょっとキツいな……って感想言い合ってる人たちがいて、心の底から同意した。
555のすれ違い人間模様に言葉が足りない、話し合え！ってぶち切れながら見るのが好きだったけど、流石にいつまでやっとんねん。
真理の横にゼロ距離で座るな草加。
目隠したのに(目を隠す仕草めちゃくちゃかっこ良かった)助けられたおばぁちゃんが通報したの心が痛んだし、やたらミンチにすることに熱心で昔のライダーのグロさをなんか履き違えてないか？と思ったよ。
オルフェノクのこぼれ落ちる砂と青い炎の美しさとの対比？とか思ったけど思っただけ。
海堂だけが唯一の癒しだった。
ピンチを調味料で切り抜けるのも、戦闘中に触んなって言われてごめんね！って言ってるのも。
ヤっときゃ良かったのジョークはネタだろ実現させるな。致して絆されるな、我々に見せるな。真理のオルフェノクの姿がとても好きでとても美しかったけれど、たっくんと真理だと思うと親の情事を覗いてるような気まずさがあった。
真理にダイブさせて人間が良かったみたいなこと言わせるの本当になに？それをたっくんに聞かせるのも、何？この映画何？
オルフェノクになってたから死ななかっただけで、女の子が身を投げる前に助けてよヒーロー。
555が大好きだからこそちょっとつらかった。その場で足踏みしたような1時間だった。
村上さんは楽しそうだったけどなんかもうなんだこれ……。
私をこんな気持ちにさせてくれるのは仮面ライダーだけ！大好き！ばか！大混乱。
いつかこれを受け入れられる日が来ますか？
5年くらい特撮から離れて井上敏樹を忘れていた僕がいけないんですか？
木場勇治の姿が一瞬でもスクリーンに映って良かったです。
特典はミューズちゃんでした。
可愛い。やったー！
