なつ子

マトリックスのなつ子のネタバレレビュー・内容・結末

マトリックス(1999年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます



これもリバイバル上映で。初見。
今月は兎に角この劇場で映画を観ることに専念していたが、スケジュール的にもあともう一度来れるかなという感じ。
リクライニング機能のある席を取ったので、ゆったり寛いだ。

弾丸をイナバウアーさながらの格好で避けるシーンしか知らなかったので、思っていたよりSFちっくな世界観で驚いた。
弾丸避けれてない驚きもあったし、その後エージェントを撃ち抜くトリニティーが格好良くて痺れた。

現実に肉体があり、仮想空間にアバターがある。設定は今でもありそうな感じだが、携帯の形状が古かったり、指定ポイントから出ないと現実に戻れない縛りがある(ちょっとハリーポッターを思い出した)。
それ故裏切り者にいとも容易く何人も殺されてしまう。

ぬめっとした培養液の中で心地良い(?)夢の中の人類。荒廃した世界と蛸のような海月のような気味の悪い機械。こんな感じの話だったのかと、世界観に1番驚いた。
口が無くなるのも臍から虫のような機械が侵入するのも、意味わからない機械で吸い出されるのもかなり嫌だった。

銃をぶっ放す爽快さはあったがちょっと胃もたれする。弾数が多いので、エイムの悪さが少し引っかかる。
謎のカンフー?もこういうのが流行った時代なのかな?という感じ。

翻訳がちょっと気になったりした。
愛の力で解決するのも自分には刺さらず、絶妙に自分の好みからずれたところにある作品だった。続編見たら印象も変わるのかな。
続きがあることさえ知らなかったので、タイミングがあれば見るかも……。
なつ子

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