BROOK

犯罪都市 NO WAY OUTのBROOKのレビュー・感想・評価

犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)
4.5
鑑賞日:2024年2月25日
パンフレット:800円


悪は、”拳”で倒す――!


実のところ、シリーズの1作目は未鑑賞のままで…
2作目の「犯罪都市 THE ROUNDUP」を劇場鑑賞して、すっかりハマりました!
いつか1作目も観たいとは思っているのですが…。

そんなこんなで、シリーズ第3弾の公開となり、上映されている劇場までちょこっと遠征してきた次第。

一応、シリーズを観ていなくても大丈夫なようになっています。


主人公のマクトを演じるマ・ドンソクは、圧倒的な存在感!
圧倒的なパンチ力で敵を粉砕していくのは、観ていて痛快でしたよ!!

そして、日本から参加した青木崇高さん演じるリキも良かったー!
日本刀を振り回す、ちょっとイカれたキャラだったけどね。

ヤクザの一条会長を演じた國村隼さんは友情出演という感じかな…。


映画は2015年の仁川南港で、トモたち日本のヤクザと韓国側の男たちが麻薬”ハイパー”の取り引きをしているシーンから始まります。

警察に尾行されていたため、その男を拘束し、殺害…海に沈めてしまう。


広域捜査隊のマクトは道路上で起きていたいざこざを拳で収め…
女性の転落事件の捜査へと赴く。

女性の死因は致死量の麻薬を摂取したもので、死んだ後に落とされた他殺だと判明。
その麻薬とは”ハイパー”と呼ばれるものだった。


マクトたちは女性が出入りしていたクラブオレンジから捜索開始。
ハイパーの情報を聞き出し、徐々に事件の真相へと迫っていくのだが…。


前半は、ストーリー的にちょっとゴチャっとしている感じもするが、
徐々にどことどこが繋がっていて…みたいに、解りやすくなっていくのでご安心を♪

今回のマクトは2人の敵を相手にすることになって…

いやはや、立ち向かってくる者を拳で制裁していくのは、圧巻のひと言!
重いパンチで敵を粉砕していく…もう最高っす!!

もちろんシリーズの醍醐味である、ちょっとした笑いもあったりと、
思わずクスッとしてしまうシーンも多いですよ。

マクトさん、車に撥ねられたり、金属バット等でボッコボコにされても、ほぼ無傷?

悪を許さない信念で、とにかく敵をねじ伏せていく…
日本刀も拳銃ももう関係無し!!(笑)

もう完全に”悪・即・斬”ですね♪


とにもかくにも、爽快感抜群のアクション作品になっているので、
絶対面白いはず!!
観て損はありません!!!


シリーズ第4弾が今年に韓国公開を控えている模様。
今作のエンドロール途中に3年後の映像があるので、そこから話が繋がっていきそうです。
日本公開も是非とも早期にお願いしたい。


余談だけど…
たしかLDHで日本リメイクの話もあったよね?
あれ、どうなっちゃったの???
BROOK

BROOK