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私の父は正しかったのzhenli13のレビュー・感想・評価

私の父は正しかった(1936年製作の映画)
3.8
お父さん大好きサッシャ・ギトリの三代記(でも長台詞室内劇)。20年前に逃げた妻を盛大に悪役に仕立て、私生活で当時ギトリのパートナーだったジャクリーヌ・ドリュバックはしっかりアップで撮る。ドリュバックがギトリの息子役の恋人というのもエグい。
「私の父は正しかった」の台詞は円環構造となり、それは螺旋を描きながら続くことを示唆する。ラストで強引に言いたいこと全部詰め込んだギトリの長台詞で不覚にも涙しそうになった。

先に観た『トア』の方が面白かったのに、こちらの方が寝落ちしなかった…
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