しゅん

私の父は正しかったのしゅんのレビュー・感想・評価

私の父は正しかった(1936年製作の映画)
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父を反復する、名俳優の息子である名俳優サッシャ・ギドリそのものを表す室内劇。

ジャクリーヌ・ドリュバックを上から下に撮る時の上目遣い。彼女が現れたときに世界が変わる。事態が良くなったわけではないのに世界がひっくり返る。

「entrez!」と「entre!」の差。息子は丁寧な言い方の前者には反応しない。その差が、振り返る動作を誘発している。
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