しゅん

キートンの大列車追跡/キートン将軍/キートンの大列車強盗のしゅんのレビュー・感想・評価

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移動として行きて帰るを明示している点ではマッドマックス怒りのデスロードの先達。

冒頭、列車技師が貴重という職場上の理由で兵役を免除されたことを自らの力量故と勘違いするキートン。彼が兵役志願しなかったと勘違いする想い人アナベル・リーとその家族(南部の面汚し、まだ言われている)。ここでの悲しみに強く反応してしまう。

列車を動いてる中を動き回るキートンにひたすら笑いつつ、ずっと泣いてるような気分になる。最後の中尉の制服のデカさが、その悲しみを増幅させる。思わずエモーショナルな感想になった。

連結部を外すアクションの繰り返しが印象に残る。

余談だが、アナベル・リーの顔と服装がLast Dinner Partyのボーカルに似ている。
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