元アイドルの主人公安希子は、メンタルを病み仕事を辞め、遂に預金残高10万円に。友人のすすめで56歳のサラリーマンと同居することになるが…
大したことは起きないけど、それでいい。癒やされました。
過去の自分に囚われたり周囲に流され、生き急いでしまう30前後（クォーターライフクライシスって言うらしい！）の主人公、ちょいと焦りが見え始めたわたくしアラサー男子にもかなり刺さりました。
ササポンのテキトーな、ゆる～い雰囲気のなかの言葉もひとつひとつがなんだか心地よい。映画館で過ごす2時間がゆったりと進んでくれるおかげで、ついついせっかちになりがちな自分にはいい癒やしになりました。
まいまいはこういう等身大の役が似合う！けどやっぱ可愛かったのでヨシ。井浦新も小綺麗だけどくたびれたおっさんを熱演（？）してました。セリフの間とか、最高でしたね。あとは主人公の友人役の柳ゆり菜マジ可愛すぎてあの旦那、羨ましすぎだろ… でも何気にしっかり者の友達（社長）の松浦りょうが一番良かった。
デヴィッド・フィンチャー最新作よりも高得点付けてしまったので色々と怒られそうですが（笑）そのくらいには好きでした。また観たい。
熱心にオススメはしませんが、アラサー世代には結構刺さると思いますよ〜
追記
パンフレットはキャストや監督のインタビュー、キャストと原作者とササポン本人の対談、ファッションや家の解説など、情報量自体は少なめですが楽しめる内容でした。
