かなり喰らった
今までに無い映像体験、特徴的すぎる音楽、奇妙奇天烈でずっと引き込まれてしまう物語、そしてエマ・ストーン。この作品を構成する要素全てが「映画」だから感じることのできる感覚に満ちていたように感じます。
何も知らない赤子の脳が徐々に世界を知っていく流れとモノクロ→誇張しすぎなまでなカラー世界のリンク。我々も同じ気持ちになる感じ。こんな映像見たことないわ。
物凄い速さで成長していくベラ、最終的にはかなり現代的なメッセージを強烈に発信する存在になる流れが見事。この作品のタイトルが「POOR THINGS」なのすげー。俺には解釈が難しいぜ。
映画体験としても満点をつけたいけども性描写等に「そこまで要るかなあ・・・」「ちょっと搾取的か・・・？」みたいに感じることもあり。でも超良い。って感じで4.5
