YoshitakaBaba

哀れなるものたちのYoshitakaBabaのレビュー・感想・評価

哀れなるものたち(2023年製作の映画)
4.5
「哀れなるものたち」

プライベートが忙しいという言い訳をしております。
すいません。
タイミングが合わない関係で足を運ぶ事もめっきり減ってしまいました。
ただこの作品はあのヨルゴス・ランティモス監督も新作という事もあり公開日翌週に鑑賞する事が出来ました。
ぼちぼち日数は経っていますけどね。

ランティモス監督が好きな自分としてはこの映画は絶対に観ないといけない作品でした。
ほぼほぼ鑑賞していてどれも割と好きな作品なので期待値は大いに高めでした。
そんな今作はエマストーンが脱いでいると話題の作品です。
なので18禁になっていました。
正直この作品はそんなエロい要素では無いように思いました。
どちらかと言うとアート性芸術性の方が高いように思います。
衣装、世界観、色表現素晴らしいの一言に尽きます。
そんな中下品さもあるので苦手な人と居るのは分かるなと言う印象です。

主演のエマストーンは主演を務めながら自身がプロデューサーという事もあり、より主演エマストーンは自由な表現をしている印象でした。
やはり自身がプロデューサーパターンは強いですね。
トムクルーズ然り。
オスカー女優が多分キャリア的にも脱ぐ必要がなかったらのにここで大女優が脱いじゃった場合他の女優は敵わないですね。
個人的にこの映画を観るまでは昨年公開しただった「キラーズオブフラワームーン」のリリーグラッドストーンが主演女優確実だと思っていました、この作品を鑑賞した後はエマストーンだと確信しました。
ポリコレもあるので難しいなと思っていましたが、そんなの関係なしにエマストーンだったのが正統に評価されているように思いました。
とはいえエマストーンは受賞式で色々トラブルもありせっかく受賞したのに大変だなと思いました。

また脇を固める俳優達もそうそうたるメンツで素晴らしいと思いました。
鑑賞して頂いて分かるとは思いますが、ウィレムデフォーとマークラファロが圧倒的ですね。
特に助演にノミネートされたマークラファロは良いですね笑
ハルクイメージだとこの感じはとても珍しいように思いました。
意外と合うなちょいワル親父。
とても色気がある役でした。

と言うわけで久々のレビューになりましたが、結婚式もお陰様で落ち着いたのでぼちぼち映画を行きたいと思います。
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