まあちん

アポカリプトのまあちんのレビュー・感想・評価

アポカリプト(2006年製作の映画)
4.7
前々から興味があった作品でしたが、
残虐描写が云々と聞いていたので、
勇気が出ず見る事を躊躇していました。

『ブレイブハート』はもの凄く心揺さぶられたし。
メル・ギブソン監督の新作も作られ、またもの凄い戦争描写という事なので(興味はある)、今見ずいつ見るのか!という事で鑑賞-。

自分は歴史などに全く興味がないので、マヤ文明やスペイン人の船団の事などは全く知りませんが、こういう時代の部族モノとして見ましたが、
もの凄く面白かったです!

凄い緊張感と面白さ。興奮した!
いつもだとお菓子ボリボリ食べながら、だらけながら見ていますが。
今回はちょっと緊張し背筋を伸ばしつつ、お菓子も間々に入ってくるエグい描写に食欲も削られて。

ある一定以上の緊張感がずーっと続いていける演出も見事だし。
その世界観を構築する美術やメイク等も素晴らしい。

捕虜になり連行先での異様さと絶望感。
捕虜からの逃走劇での興奮度!
敵側の部族の長の面構えの格好良さと、身にまとう骨等の装飾品も格好イイ!
自分のフィールドに入ってからの反撃のアイデア。ここでファーストシーンが生きるか!

メル・ギブソン監督の手のひらの上で
いいように鑑賞させられた感が。
脱帽であります。
まあちん

まあちん