カテリーナ

アポカリプトのカテリーナのレビュー・感想・評価

アポカリプト(2006年製作の映画)
3.9
メル・ギブソンの監督としての類い稀なる才能が今作でわかる 『ハクソーリッジ』で感動してる場合ではなかった
物語への牽引力 語り口は超ド級の傑作だった 台詞より映像で見せて行くには
説得力が必要 だが 丁寧に慎重にしかも滑らかに進めて行く 監督の底力を思い知る
残酷描写は最小限で 物語が破綻しない程度
に留めている ただ、次に何が起こるのかわからない どちらかと言えばサスペンス色が
濃い作風 主人公同様にこの後どうなるのだろうと不安に駆られる その演出は見事と言うしかない

全編通して生命力が横溢する 実に素晴らしい どんなに泥だらけになっても
清々しさやみずみずしさが残る作品だった

しかし、どうしても個人的に受け入れられない場面が1つだけあって 点数は低め
カテリーナ

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