「スパニッシュ・アパートメント」のセドリック・クラピッシュ監督によるフランス映画
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「スパニッシュ・アパートメント」では美しい都市バルセロナを舞台に多くの登場人物の織り成す物語を陽気に描いていた
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今回は監督の母国フランスのパリを舞台にシリアスなタッチで描いた群像劇になっている
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久々にフランス映画らしい映画を観たって感じがしたね
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イギリス映画とかに多いスタイリッシュで派手で痛快な群像劇ではなく、静かに情緒的で文学的な雰囲気のまま始まりから終わりまで持ってく所はいかにもフランス映画
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美しい女性に会ったら口説く、やたら傲慢、文句が多い。
美しい芸術の都パリで暮らすそんなフランス人の日常のドラマがなんだか心に残る映画だ
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ピエール役のロマン・デュリスは「スパニッシュ・アパートメント」でもセドリック監督と組んで主役を演じていたセドリック映画には欠かせない俳優
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エリーズ役のジュリエット・ビノシュは言うまでもないフランスが世界に誇る人気女優(昔から大ファンです)
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弟を想いつつも仕事や子供のせいにして諦めていた自分の人生を見つめ直す女性の姿を素敵に演じてます
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世界的にも見ても独特の国民性をもつ国だけに、映画もフランス映画だけがもつ個性があるので味わって鑑賞してみて