スワット

変な家のスワットのレビュー・感想・評価

変な家(2024年製作の映画)
2.8
2024年劇場鑑賞35本目 原作未読
YouTubeや小説等で話題を集めていた雨穴氏による作品を実写映画化した本作。
間宮祥太朗、佐藤二郎、川栄李奈を中心に進む。

めちゃくちゃ席が埋まっておりました。8割・9割?しかも殆どが中高生ということで…
やはり映画も話題性や人気コンテンツに左右される時代になっているのだなぁとしみじみ…

若い世代に焦点を合わせた作品である事は重々承知ではありますが、尻すぼみ映画という印象です。
前半の雰囲気とかは結構好きなんですけどね笑
雨宮と柚希が問題の家に侵入するシーンとか結構怖い雰囲気漂ってます。
特にカメラ越しの家の中のシーンは現代的なホラーで嫌だな嫌だな〜と目を細めながら観てました。他の鑑賞者の方達もここら辺でビクビクしている印象。
個人的に昔のホラーゲーム、『バイオハザード』、『SIREN』みたいな感触で馴染み深かったです。

ただ後半からは閉鎖的な村での一族の掟の一悶着を映し出し、あれ?と。
“左手供養”が原作にも登場しているのかは分かりませんが、あまりにも関係なさ過ぎて笑いました。
“間取り”がコンセプトとなり、進んでいくのかと期待していたので少し残念でしたが。
※後で調べたら、原作自体もこんな感じで進むらしいので映画はそんなに悪うないなと思いました。

昨今はYouTube、同人ゲームや都市伝説でバズった題材を取り扱うのがトレンドではありますが、その中でも鑑賞側が取捨選択をしながら作品を選ぶのが大事だなと改めて感じた作品になりました。
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