極限状態に置かれた普通の人たちを描いた、本当によく出来た映画だった。
映画見ている間ずっと「あ、これ知ってる」「これ最近見たことある」と言う、すごく不思議な感覚があった。
この作品で描かれてることは、むしろ今、被災地ではなく、被災地ではないほとんどの日本社会で起きてる事ではないだろうか…
嫌だ間違ってると脳内警報が鳴っているのに、明日は我が身、という恐怖で身動き取れない感覚。
映像作りも演出も演技も、そしてラストの余韻も、納得と安心の高いクオリティの映画なので、こんな時だからこそ、見れそうな人は映画館で見ておいて良い1本だと思う。
