機内で。大画面で観た方が迫力があっただろうな。
壊滅したソウルの街中で、一棟だけ残されたマンションの住民たちが生き残りをかけて戦う。
その中で起きる階級闘争や排除、カリスマの登場を、若い夫婦の目線を通して描かれている。
同様にマンション内での生き残りドラマ（こちらはゾンビ災害）『ハピネス』を観たばかりだったので、似たようなシチュエーションに頭が混乱。
韓国都市部の郊外には高層マンションが林立していて、マンションを舞台装置に使った作品も多いが、自分が好きなのは『ほえる犬は噛まない』。
マンション内で行方不明になった犬の事件から始まる小さな話なのだけど、追い詰められた人間の心理をマンションを舞台によく描かれていると思う。
黄色のレインコート、貼り紙、地下の犬料理、、、、印象的なシーンが脳内を巡る。
ざっくり言えば、両方とも同じ、マンションを舞台としたミステリー。
ディストピアの描き方は、いろいろあるんだなあと。
韓国の団地ミステリー、注目して観てみよう。
