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映画 マイホームヒーローのpokotanのレビュー・感想・評価

映画 マイホームヒーロー(2024年製作の映画)
3.4
ドラマから7年後。
ドラマの最後で埋めた麻取義辰の死体が土砂崩れで見つかるところから物語は始まる。
今作は、哲雄はヤクザ間野会に加えて、警察からも追われることとなる。
徐々に追い詰められていく哲雄がどう対処していくのかが面白い。
何も知らない警察官になった娘が事件を捜査していくところも面白い。
車で母親との電話の後、真相を悟った時の演技が切なく思いの外良かった。

ただ、ツッコミどころも多い。
間野会と哲雄の取引の際に、あとを残さない殺し屋の窪が哲雄を探す時に銃を投げ捨てて、何故かそこにあった斧に変えて追い込むのも、違和感。別に投げ捨てる必要がないし、さらにその後哲雄が落とした銃で殺そうとしてるわけで、やや辻褄が合わない。

また、終盤の小屋での志野とのシーンも、哲雄が早く火をつければいいのに、何で様子見みたいな形でモタモタしてんのか。
さらには、その後やって来た娘の零花は何で志野に銃を渡すのか。
ナイフを父親に向けられてたとしても、渡す必要がないでしょ。
さらに不利になるに決まってる。
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