キモさ100%バリーコーガン爆誕！！！
どんな展開になるかまったく先が読めない。それはバリーコーガン演じるオリヴァーが何を考えているのか全く分からないから！！
彼の演じるキャラクターをどれも魅力的で一言で言い表せない人物ばかり。今作に似たキャラクターでいうと聖なる鹿殺しのマーティンだろう。とある家庭に入り込み、蜘蛛のように罠を張り捕食していく。
彼のフィリックスへの感情はとても興味深い。憧れの対象、性愛の対象、友愛の対象、そして憎しみの対象、捕食の対象である。この複雑で入り組んだ感情をうまく表現した演出の数々は見事である。特に映画序盤でフィリックスを遠くから見つめるオリヴァー、窓の反射？光の屈折？を利用しオリヴァーが複数に見える。このショットが見事にオリヴァーの複雑な心情を映し出している。
この映画を語る上で欠かせないシーンがたぶん二つある。それは墓セックスと全裸ダンス！！！やばいとしか言いようがないこのシーンは映画史に残る狂気を孕んでいる。
今後もバリーコーガンとエメラルドフェネルに期待！！！
