ものすごく長くてものすごくストレスフルな映画だった。
カラックス監督の作品は初めて観たので、彼の作品性をもっと理解していればこの作品を楽しめたのかもしれないが、、、。
オープニングの歌めっちゃかっこよかったし、最初の「息すら止めてご覧ください」のナレーションからなんだー楽しみだーてゾクゾクしたけどそれからどんどん退屈に感じてしまった。
アダムドライバー演じるコメディアンのジョークはクソほどつまらんくて「笑えー笑えー」て言われても全く笑えないし、なんかパフォーマンスが観客の協力ありきすぎて失笑した。映画の中の観客の盛り上がりと僕のテンションに差がありすぎて上手く映画入り込めない感じがあった。エンドクレジットみたらクリスロック流れてきて、あ俺この人のお笑い嫌いなんだなーて再確認した。
物語としてはシンプルで、ある男の人生の破滅を描いたよくある話だなと思った。もちろんストーリーを楽しむような映画ではないこと承知しているけど、登場人物の誰にも感情移入出来ないから終始あーそーですかーて感じになってた。
とにかく一回見た感想だとだいぶ嫌いというか大嫌いな映画だ、、。
