色々とご縁がある作品で、かなり前に拝見させてもらっていた。

韓国のホラー。
“ボディー”の“パーツ”というだけあって、体の部位が関係するオカルト系のホラー。

とあるオカルト教団の呪いの儀式。
どうやら“何か”をこの世に生み出すために、人の体の部位が必要だ、、、と。

その噂を聞きつけて、その怪しげな教団に信者になりすまして潜入取材を行い真相を隠しカメラで撮り続ける女性記者と、外から彼女にあれこれ指示を出す男性の上司が主人公の物語。

この“何か”が何なのか、も非常に気になるとこだが、体の一部がどう集まるのか、まずはここが主に描かれる。

てっきり、一連の出来事として何かの力によって次から次に“一部”が集まってくる話かと思いきや。
それはそうなのだけれど、それぞれのエピソードがぶつ切りで個々の話となっている。

つまり、“一部”と“一部”に関連性はない。
ある意味ではオムニバス的なそれぞれの“一部”エピソードがあって、それが持ち寄られる、みたいな。

だけども、最終的にそれが集う場所や目的、時間軸、は1つで、何か得体の知れない大きな“何か”のために動かされている。

それぞれのエピソードがオムニバス形式で独立しているからなかなか関連付けた予想ができない怖さがある。

すべて最終的には“何か”のためではあるのはわかる。
だけれど、その“何か”が何なのか、はわからない。

なかなか関連性が見えない中で、でも確実に、話は進んでいく。
だから、気付いた時には、、、時、すでに、遅し。

ところどころで見た目の怖さはあれど、なかなか全体像が見えてこない怖さが印象的な作品。
“ボディー”の“パーツ”だからこそ、成し得る、儀式とその正体。

過去にも“パーツ”系のクリーチャー映画はあるのでゴールはそういう話な予想はできるにしろ、そこまでに至る過程の、避けられない様、呪いの力を見せつけられる気持ちの悪さがある作品。

※24年3月、映画オススメブログ、始めました。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○
『matchypotterと映画の秘宝』
https://matchypotter.com/
作品単発のレビューはここでやっているので、こちらは企画記事メインに挑戦したいと思います。
皆さん、時間がある時にでも見に来てください。
●○●○●○●○●○●○●○●○●○●○


F:2743
M:54

韓国オムニバスホラーで、儀式を題材にしています。
オムニバスではあるものの、一つに集約されるため、『怪談晩餐』や『ニューノーマル』とは少し違った印象です。
なかなか強烈な描写と価値観を反転、転倒させる物語は興味深いです。
とはいえ、韓国ホラーがあまりにも多い中、楽しめる作品以上にはなっていない印象です。
長編アイディアな気もしますね。

韓国のオムニバス ホラー映画‼️
「呪儀」ってくらいだから「呪詛」を意識した〈儀式系〉か？？・・ってわし「呪詛」知らないじゃん！
だから似ているのかなんて判断出来ず。

今言えるのは、一定以上の出来栄えの作品が並んでいる気がしますよ！ってこと。
ジャンプスケアでお茶を濁してもいないですよ‼️

ホラーマニアではないのでわからんのですが、ひょっとしたらホラー好きな人からは「前に見たアレとコレを越えてないじゃん！」的な評価もあるかな？？
とにもかくにも、〈ホラー観ないわけじゃないけど、たくさんは観ていない〉わし。
そんな人間の眼にはこんな風に映りました。
→ オムニバスと言えど、かなり本や編集で頑張っているところに感動しましたよ！

〈947〉

• #韓国^_^