試写会にて鑑賞
ありがとうございました
想像以上に観れて良かった映画
前澤さんへのイメージで観ないのは、余りに勿体ない
お金持ちが宇宙旅行に行く、という捉え方では想像できないことがたくさんある
万全の準備を多くの予算と人と時間をかけてしても、命懸けであることはかわらず、プロの宇宙飛行士と同等の訓練と知識と体力と覚悟が必要
宇宙に行くのは旅行ではなく、挑戦
必要なのはお金よりも意志
宇宙に行くまでも着いてからも情報としては知っていることが多くても、実際に体験しなければ何も分からない
この映画はそういう当たり前のことを気付かせてくれる
ミシェルキンさんが若田さんに受けたサポート以上の協力をすることが自分の恩返しだと語っていたのが印象的
地球には海と大地と雲が見えるだけで、その下で何も起きていないように思える
本当はシンプル
宇宙に行ってより大きなスケールで夢をみたり、野望をいだくかもしれないと思っていたが、帰ってきて、より身近な事や人を大切にしたいという思いに
地球に国境線はなく、宇宙ステーションでは敵対国とも協力できているのだから、ダサくても煩く思われてもNOWARと良い続ける
平野さんの内部からの映像も必見だが、国や軍の協力を得なければ撮影できないような臨場感ある空撮も必見
民間人が宇宙に行くことをここまで追体験できる映画を知らない
現在のロシアの戦争犯罪とも言うべき行為とこの映画に映る人々の姿との余りに大きなギャップに、複雑になりすぎた人間社会の難しさを痛感させられる
偉大で滑稽な人類には映画が必要