2024年33作目
こういう王道が観たかったんだよ!
◆あらすじ
マサチューセッツ州プリマスでは、年に一度の祝祭''感謝祭(サンクスギビング)''に人々が沸き立っていた。
しかし、ブラックフライデーの大売り出しで店では暴動が起き、多数の死者を出すことに。
一年後、ダイナーの女性が惨殺されたことを皮切りに、血の祝祭がはじまる―――。
◆感想
いや~今更やけど映画館に観に行けばよかった…もう開幕から阿鼻叫喚状態でとんでもなく面白かったぞ!『死霊のはらわた ライジング』並みに心つかまれるスタートで、こういうのほんまに好き!!感謝祭でスーパーが地獄と化すのだけど、こういう時の人間のほうが何倍も怖くてヤバいよね。これは明らかに店を開けたオーナー側の責任だと思うのだが…そりゃ復讐したくなるってもんだ。ガラスでぐちゃ~いったり、カートに轢かれたりと、この後のストーリーに期待が膨らむ演出だった。
てか、ジョン・カーヴァーの顔というか、お面怖いんやけど普通に。
いろんな人がいろんな死に方をするけど、七面鳥にされるのはさすがに勘弁…殺すならいっそひと思いにやってくれってな。ダイナーのウェイトレスもなかなかやったな。「出血大サービス!半額だよ!」ってそういうことじゃないwwイーライ・ロスらしく、グロありつつもコミカルな感じが良い。しかも、グロ一本じゃなく犯人は誰?とミステリー要素があるのも高評価。『テリファー』みたいにずっとゴアゴアしてないから退屈せずに観れます。お面つけてるからか『スクリーム』みたいやね(笑)
観ていると思わず「それは痛いっ!」「その処し方良いっ!」と、いろんな感情がごちゃごちゃになるけど、復讐の元凶たちが次々と逝くのは気持ちが良い。ただ、一番処されるべきオーナーが生き残っているのが解せない。
猫にやさしい殺人鬼!!!!!(めっちゃ高評価)
何気に、ジェスがジョン・カーヴァーから逃げるとき、マネキンヘッドに紛れるシーンがドキドキしたかも。いや、それはバレるやろ…と思いながら観たけど案の定でワロタ。
個人的におお!と思ったのは、銃と弾薬売ってる?マッカーティがシグ・ザウエルP226をスキューバに渡すシーン。めちゃくちゃ大好きな銃なので、センスいいね!?と思わず叫んだわ。こういう作品に登場する薬キメてそうな狂人(にみえる人)ってなんでこんなにいい人なんだろ(笑)何気に一番好きなキャラかもしれん。「それを返すまで生きてろ」なんて普通言えないと思う。
後半はもう血しぶきのオンパレードやったな。首が飛ぶわ、ピタゴラスイッチみたいに死ぬわ、気づいたら自分が七面鳥の下ごしらえされてるわで、どうなる?どうなる?と期待が止まらない。ちゃんとパセリ?で緑をプラスするとことが👍料理できるアピしていくー!
犯人は途中でわかってしまったけど、それでも楽しめるのが本作のいいところ!最後も『スクリーム』みたいな感じやったな~犯人とジェスの決死のバトルが面白くて、鬼気迫ってくる感じがもうたまらない。最後までちゃんとワクワクできる脚本だった印象です。
「信じる相手を誤るな」ほんまにその通りよね。
いや~濃厚かつ個人的にはあっさりした内容(ほかのグロ映画と比べて)だったので最後までニコニコしながら鑑賞できた!