2024年39作目
天国へ参りま~す!
◆あらすじ
コナン、哀ら少年探偵団はキャンプの帰りに、完成間近のツインタワービルに立ち寄る。
そこには建設に関わった面々が集まっており、ビルの近くには黒の組織の関与を示唆するポルシェの姿もあった。
やがて、殺人事件が発生しコナンたちは捜査に乗り出すが―――。
◆感想
5作目!金ローでアホみたいに放送するからもう今さらって感じやけど、よう考えたら黒の組織は本作から登場しはじめたんやね。この映画を観て当時の私は喜寿・米寿・白寿という言葉を知りました。
今回の舞台は『時計じかけの摩天楼』に登場した西多摩市。そして、どう考えても破壊されるであろう寿命短きツインタワービル。見どころはダイハード並みのラストと小学生たちの恋心…と言いたいところやけど、正直この年齢で「同時に2人の女性を好きになってしまった僕って~」とか「新一という恋人がいるから諦めて~」とか、お前らどんだけませガキやねん。小学生らしくしとけ!
本作は結構、少年探偵団が頑張ってた印象ですね。事件の聞き込みしたり、ツインタワーのなかでも奔走していたり、シリアスシーンでも体を張っていましたね。だからか、前作よりややゆとりのある内容だったように思います。ジンやウォッカが登場するとさすがに緊迫感あるけど。てか、今より作画が特徴的(カクカクしてる)やからより怖いというか、緊張感あるなジンのあにき。
園子がウェーブかけてきたときは、天地ひっくり返るかと思ったわ。
フォード マスタングかっこいい!!今は完全に赤井さんのイメージやけど、青山先生の趣味なんかな…wwまさかこれで大脱出するとは思わんかったわ当時。いや~30秒ゲームは完全に伏線やったね。ちなみにワイは無理でした。
ビルが爆発してからがハラハラドキドキタイム!探偵団は取り残され、コナンくんと蘭も八方塞がりでピンチ!!近年の作品でもアクションシーンは派手やけど「そんなアホな!?」「ダイハードかよ!!」と思ったシーンは後にも先にもこれくらいやろうな。新一のために生きてなきゃって思いながら飛び降りる蘭ちゃんタフすぎな。そりゃ小五郎も生きた心地しないよ。まあその後の、スケボーで隣のビルに飛び移るのも現実離れしてるけどな!!あれもこれもインポッシブルすぎっ。
今作の見どころは、事件解決後もまだまだ続く緊迫展開。屋上が爆破され、さあどうする!?ってなったときの「じゃあ飛び移るか!」というコナンくんの思考回路たるや。いやいや「キーはついてる」じゃないのよ(笑)哀ちゃんの小学生以上の計算式にも驚きやけど、爆破と同時マ!?(いや、知ってるけど)元太と光彦をかっこいいって思ったのはこの時だけやけど、お世辞抜きでかっこよかったぞ。哀ちゃんが落ちそうになったときはほんまにドキドキした。水に叩きつけられたように見えたけど大丈夫やったん哀ちゃん?
高層タワー、黒の組織、陰謀、爆破、事件など、いろんな神要素で展開されるのが高評価でした!