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白鳥の八のレビュー・感想・評価

白鳥(2023年製作の映画)
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順番は果たしてあるのかわからないけど、”毒”に続いて二作目。

最初の感想は、うわハリーポッターで何度も見たこの忌々しい迷路。と柵がさっと消えていってるのどうなってるの?!演劇のように舞台装置をあえて見せてくれるのとか、黒子さんが見えるの毒でもいたけどいいよね。

舞台見にいったら、演技、歌もそうだけど舞台の仕組みこうなってるの〜!?やばってそっちも理解できなくても見てるの楽しかったもんな。前作からセットや仕掛けがすごい面白いな、昔のひょっこりひょうたん島を見てるようなと思ったらウェスアンダーソンMr Foxの監督もしてはったしこんなのお手のものなのかな。すごい見ててネバーエンディングストーリーとか、時代はズレてはいるんだけどそういう子供時代に戻って何これどうなってるの?とワクワクしてた頃に戻れるような

少年役の俳優さんこんな黙ってればいいのはいいけれど色々と小難しそうな作品にさらっと出れて仕事こなしてるのすごい。”dangerous crazy boys, dangerous crazy and stupid boys”のスチューピッドを入れたのと言い方に私怨こもってる感じ出てていいなあ。

この回りくどいというか説明口調なの、そう言えばチャリチョコを英語の時間に本で読んだ時もそういえば、この本”誰々が〜をした””誰々がこう言った。「」”ばっかりやなあなんて思ったような。どの本もそうやがなかもしれないけど

ストーリーは全然そんなキラキラしたモノじゃなかった、、、やっぱり児童文学作家さん(イメージだけかも)だけどやっぱり何か届く子には届けみたいな感じで悲願の思いで色々教訓じゃないけど書いてたのかなあ。

先日フランスの学校でいじめっ子を授業中に逮捕したってニュースがあったり、海外ではいじめっ子は逮捕されるのに日本ではみたいな論争があったけど、ほんまに海外のは”イジメ”の域を超えてるんやろうなと。それこそ体の発達も早いし何に手出してるかわからないし。実際の事件に着想を得て30年もあたためていたとのことだからやっぱり作家さんとか共感力が高い職業だし、本当に心を痛めて自分に何ができるだろうかこの子に何をしてあげれるだろうかなんて何十年も悩んでいたんだろうかなんて考えちゃう。実際の新聞記事がどう報じたのかはわからないけど、いい結末ではなさそうだから最後に鳥が本当に好きだった少年と家族に何か少しでも文学の中で短編での命と魔法をかけてあげたのかな
八