白人で金髪女子という最強な見た目のバービーなのに、きっとバービーワールドでは見たことない歳をとった人を見て最初にすぐ美しいという言葉が出るの素敵だった。いいシーン。
ここできっとバービーの世界では色んなバービーがあるから、白人金髪だから自分がすごいとか好きみたいな概念はないんだろうな〜と、早くみんなあれになったらいいのに。
そしてなんかそこまで男性嫌悪！って感じでもなくフェミフェミしてなかった印象。今まで何も取り柄がなかったのが急に男であるという記号で偉くなれるこの世界最高と考えるケンを憐みの目で見るでもなく、同じく自分が何か悩んでるバービーだけは心配そうに見ていたところもめちゃめちゃ優しい映画にしてるなあと。
記号抜きで性別云々の前に自分探しをしていて何の取り柄もない自分なんてと悩む同じ人間として、男女の溝を深めるとかでもなく悩みを抱えるものみんな生きづらいこの世なんだから手を取り合ってみよ見たいな感じ。女も女で大変だけど男も男で、男らしさを常に求められて誰もが生きづらさを感じてるんだよと教えてくれてるようだった
歌はめちゃよかったしみんな顔面、服最高だった。今アツい実力ある人たちを集めたプリキュアみたいな感じ。
そして女性監督！っていう感じのこのultimateお母さんありがとう主義というか。きっと最終的に自分も歳をとった時にお母さんの凄さにひれ伏すというか本当にすごい良い。
あと最初のお母さんごっこを半ば強制的に(赤ちゃんおもちゃの数が多いからそれを選ばざるを得なかったとしても)ああはいはい女の子はやっぱこれ楽しいんでしょと生まれてからすぐお母さんになったらとかいいお母さんになるだろねと押し付けられてる女児、気付かなかったけどすごい視点だなと思った。し最初のその気付きさ自分達は女の前に人間だ〜！とでも言わんばかりの。よかった
なんかその男性社会でのriotみたいな感じとかちょっと何じゃこのクレイジーな世界、昔のごっこ遊びを本気で技術と才能そして子供心を忘れていない大人が再現したらこんなすごいことになるんだって全部のシーン楽しかったら映画が正直終わってて、隠された意味とかそこまでまだ考えられてないけど、人間みんな平等最高ってだけわかってたらいいかな。なんか頭空っぽにして見れる上で女性だけやなくてみんなにパワー元気くれる映画だった。
度々でるメタ発言も良かったし、ほんまにマーゴットロビー美しすぎるし、マーゴットロビーなのに見てる間はマーゴットロビーなことを忘れる。後ちょくちょくライアンゴスリングのディズニーで踊ってたみたいなネタ擦ってんの？かなの動き良かった。ネタ擦られまくるライアンゴスリング
あとは公開二日目にして、字幕版見に行ったのにご高齢のおばあちゃまとか結構いらしてアツかった。スロープ握ってギリギリ歩けるみたいなお婆ちゃま達がこれ見にきてんの最高。あと私一人で行ったけど同じように一人できてるけどちゃんとみんなピンク着てる人たちが居て心の中でsisfistしといた🩷
女性監督だからこそわかるあの視線の感じリアルすぎてわっかるとなった。なんか🇬🇧ではただのアジア人で子供に見えるからかあんまりそういう視線感じなかったけど日本帰ってきた1ヶ月性的なとかだけではなく女なだけで見られてる感このモヤモヤ心地悪い感じすごいした
あと思い出したけどケンはケンで違うかったけどみんな手を取り合ってのところとか、日本だと自分は日本人で、彼らは韓国人、彼らは中国人みたいな何となく意識があったんですが、🇬🇧特にロンドンにいると🇬🇧で育ったアジア人たちはアジア人同士手を取り合って強く行こうぜみたいなreal life Kenしてたなあと思いました。結局人類色んな人もいるけど色んな記号の前にみんな人間って思うこと難しいけど大事だなあと。
