矢吹

田園詩の矢吹のレビュー・感想・評価

田園詩(1976年製作の映画)
3.9
年末なので、全部忘れるために、
メモ「多重魂」「撥体」17

晴耕雨読。というか、晴耕雨ダンス。は、カッコよく言い過ぎたけど、ダンスは魂の喝采だから、いいか。

牛に食べさせたら、牛が私たちを満腹にしてくれる。の感覚よかったっす。
例えばね、牛肉を食べさせた豚が、すごく美味しい豚肉になって、牛肉レベルになるみたいな、算数だと、どう思いますか。
乳牛と牛と牛肉ぐらい違うで。

子供達が音楽に集まってくるシーンとかいいよね、映画の中の映画に使われるがちだったりするよね。

娘さんの眼差しが、ずっと、不確かで、彼女自身が、そうなんだろう。
成長していこうな。

みんなでトラックに乗る姿、かなり、村、サークル、社会。のお運びで。
さらに、
それを見る車窓。通り過ぎる電車。
あのシーンが、村の生活を客観的にしていて、そしてそれがやっぱり奇妙にも見えて、どう考えてもめっちゃ可愛くて、好きでしたねえ。
矢吹

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