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成功補習班のkeinoshinのレビュー・感想・評価

成功補習班(2023年製作の映画)
3.0
東京国際映画祭2023、3作目🎞️

成功補習班という学習塾での、恋やイタズラや仲違いなど、あの頃の出来事を現在から遡っていくストーリー。

最初「1994」って字幕出た時に「『あの頃、君を追いかけた』みたいな感じ?!」ってすごくワクワクしたけど、期待してたのとはちょっと違った。(主人公がワープロ(懐)で小説書き始めるシーンとか、オマージュ?って思うシーンもちらほら)
ヒロイン?役の子のビジュアルがどーーーーしても受け付けなくて、そのせいで作品にあんまり入りきれなかった感。みんなが夢中になるっていう設定なら滝沢カレンを太眉にして髪型変にしました!みたいなあのビジュアルじゃダメでしょ。
主役の子はなんか袴田吉彦みたいだし。

終盤、2003年の和尚が長らく断絶していた家族(特に父親)と雪解けを迎えるシーンで、何故かふと「自分の両親は自分の外見が変わっても、ありのままを受け入れてくれるだろうか」って考えてしまって、でもきっと受け入れてくれるだろうって思えた時にこれが両親が長年をかけて授けてくれたものなんだなって思ったら映画とは全然関係ないところで泣いた。

和尚、2003年は元°C-uteの岡井みたいな感じなのに、現代で急に謝欣穎になってて、あまりの劇的な変化に困惑してしまった。

程翔役の人、初めて見たけどめちゃくちゃイケメンだった。眼福眼福。
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