もりりた

グレムリンのもりりたのレビュー・感想・評価

グレムリン(1984年製作の映画)
3.5
ビリーが父からもらったクリスマスプレゼントはモグワイという生き物。ギズモと名付け光に当てず水に触れずの注意を守りながら可愛がる。あるとき偶然水に触れると即座に変化が発生。さらに注意事項3つ目を意図せず破ったところ恐ろしい変化が起こる。

ほのぼの序盤に対して後半は中々の気持ち悪さ!ポンポン毛玉が飛び出す様子はまだしも大量のサナギは異様すぎた!バーで歌うグレムリンはユーモラスだけど外観の毒々しさが勝りやっぱり恐い!ドロッとした質感や教室の生物組織映像、楽しい風で不安を煽るテーマソングにも単なるポップに落とし切らない意図した悪趣味さを感じた!

ぶっ飛んだ演出が面白くて放物線を描き地面に刺さった婦人には思わず笑ってしまった!何一つまともじゃないお父さんの発明がグレムリン除去に有効なのも面白かったし、ビリーたちの劇場大爆発の大胆さにも圧倒された。グレムリンがボウガンや銃まで出されるとさすがに笑えず、ラストはあそこまで気持ち悪くしなくても…というグロさ。普通に引いた笑

可愛いパッケージの割に振り幅が大きく子供はトラウマになりそう。大人向け!
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