kotta414

コンテイジョンのkotta414のネタバレレビュー・内容・結末

コンテイジョン(2011年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

新型コロナウィルスの全世界的な蔓延でリアルだと話題になっていたので鑑賞。

マット・デイモン、グウィネス・パウトロウ、ジュード・ロウ、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤール。これでもかってくらいビッグネームばかりの映画なのに、話題にならなかったのは、当時日本は東日本大震災直後で、そんな架空の疫病の話より現実の方が破滅的だったからでしょう。

人との距離を保つこと、手洗い消毒の徹底の重要性、公共交通機関は使わない、デマ情報とパニックが怖い、アメリカだとスラム化する、等など、未知のウィルスが蔓延したときのCDCや保健機関の行動遍歴がよく分かり面白かったけど、今この時に観ると結構しんどい。
当時みてたら現実感をもってみられただろうか?
アメリカで銃が売れる理由もよく理解できたし、当初意味ないと言っていたマスクを国家間の強奪戦が始まっているいまの世界情勢をみると、ワクチンが完成した暁には、どこの国から接種になるんでしょうね??
もっと気楽に観られる状況だったらよかったのにとつくづく思った。

マット・デイモンと娘が結局なんで抗体あったの?とか、ケイト・ウィンスレットのフェードアウトの仕方とか文句言いたいところはあるけれど、こんな状況でなければ現実的に観られなかっただろうというくらいにリアルなので一見の価値ありです。
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