パケ猫パケたん

悪魔のシスター デジタルリマスター版のパケ猫パケたんのネタバレレビュー・内容・結末

4.1

このレビューはネタバレを含みます


ブライアン・デ・パルマ『悪魔のシスター』リマスター版、観たよ🐱🎉🌈

『悪魔のシスター』は、日本で初めて紹介されたデ・パルマ監督作品🎵で、
『キャリー』(1976)の三年前の映画で
伝説のカルト映画📽️であります🐱🎵


『悪魔のシスター』(1973)
   🇺🇸USA 92分


●スタッフ

監督・脚本
ブライアン・デ・パルマ

脚本
ルイザ・ローズ

撮影
グレゴリー・サンダー

音楽
バーナード・ハーマン


●キャスト

マーゴット・キダー
(ダニエル&ドミニク)

ジェニファー・ソルト
(グレース)

ウィリアム・フィンレイ
(外科医エミール👨‍⚕️💉)

ライル・ウィルソン
(黒人青年)

チャールズ・ダニング

メアリー・ダベンポート
(グレースの母)


●ストーリー(チラシより➕🐱)

モデルのダニエルは、テレビ番組のエキストラ役をきっかりに知り合った青年と、一夜を過ごす
翌日、向かいのアパート住む、女性記者グレースは、青年がダニエルの部屋で惨殺される(🔪&スプリット・スクリーン❗)のを目撃
独自に調査を始めるグレースは、ダニエルには実は妹がいて、結合双生児として生まれていたことを知るのだったが、
それは本当の恐怖に飲み込まれる一歩だった・・・😿🙀


●パケたん🐱の徒然なる感想

まず、主演のマーゴット・キダーたん
👱‍♀️✨が美し過ぎる
青春の頃、オイラもこの女優さんに一目惚れ🐱🌸💕した覚えがあるが、デ・パルマもお姫様👸顔好きなのかニャ❓
まぁ後の『スーパーマン』の嫁さん👰
役であるし🐱🎵

お姫様👸がナイフ🔪振るうところなど、ゾクゾクしたわ、流石デ・パルマ

ヒッチコックを絡めて、変態的に豊穣な映像テクニックで、エロティックサスペンス😻を展開する映画📽️が、デ・パルマの最も美味しいパターンなのであるが、この映画📽️も、類している🎵

エロティック・サスペンスとしては、
まだデ・パルマ初期なので、そんなにエロくはない😿 マーゴットたん👱‍♀️✨の
おっぱいは拝める😻
一人眠らせて💉一人とやっちゃうシチュエーションに、若かりしオイラは妙に萌えた😻😻

さて、映像テクニックの白眉は、殺害と刑事が入ってくる時の二度のスプリット・スクリーンであろう
分割場面のスプリット・スクリーン(主観が二人であると言うこと)が、二度あるという事は、手術が二回なされる事を
暗示されているのかとも思う🙀

ヒッチコック・オマージュは
ナイフ🔪『殺人!』『サイコ』
覗き見『裏窓』
執拗な恋心『めまい』
辺りであろう

映画のタイトルクレジットは
胎児👶を映しており、『2001年宇宙の旅』を連想させて崇高である
手前から胎児👶を映す場面は、顔がなんだか可愛らしくて滑稽でもあり、
その後、連結双生児だと判って怖い
変な演出をするデ・パルマ

誕生ケーキ🎂もしめやかな愛が込もっており、『めまい』っぽいなぁ

🎂「ダニエル&ドミニク」と下手な字でヒントが書いてあるのだけれど、スポンジケーキ🎂なので、嫌な予感がしたが、案の定、刑事に見せる直前で、
転んでしまうおバカなグレース 
ドリフのコントみたいな演出もやっていたんだね🐱🎵

さて、実生活では、マーゴット・キダーたん👱‍♀️と、ジェニファー・ソルトたん👱‍♀️は同じ部屋でルームシェアをしていたそうで、それを見てデ・パルマは脚本と配役を思い付いたそうなので、発想が凄い⤴️⤴️
女性に多い、共依存の関係を描いていると思う

グレースの母役のメアリー・ダベンポート👱‍♀️がいい感じ😻の熟女だったので、調べて見ると、なんと、ジェニファー・ソルトの実母であった❗🎵

そして、ジェニファー・ソルトの父親は、傑作『真夜中のカーボーイ』の脚本家であるウォルド・ソルトだったことを発見し、ネコ🐱ビックリ‼️
『悪魔のシスター』もアメリカン・ニューシネマにラベリングしたくなって来たニャン🐱🐾🐾パタパチ

更にネタバレします


🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂🎂




瞳👁️の中にズームインする手法は
『めまい』のタイトルクレジット
へのオマージュだろう

その後の内容が、モノクロ画面になって怖いよ((( ;゚Д゚)))
(こんなデ・パルマ演出は珍しい)

狂ったテルミンの音も怖い
流石、バーナード・ハーマン

モノクロ画面は、グレースの幻想で
あろう
そして、亡くなった(殺させたドミニク)の記憶をついでもらうかの様に、エミール👨‍⚕️から、暗示をかけられているようである

普通だったら、秘密を知った邪魔なエミールは、殺されるハズなんだけれども

外科医エミール👨‍⚕️は
ダニエルの精神を落ち着かせるために、
他人のグレースを、ダニエルとの再結合手術を狙っていたと思うよ((( ;゚Д゚))) 
ごく一部分でもいいし
(パケ仮説🐱)❓ 多分

まぁ、科学的には、難しいのだけれども、エミール👨‍⚕️は恋に狂っていたから

だから、タイトルは「双子」では無くて、「シスター」にしているのだと思う

それに、しても、こんな変態的な脚本を思い付くとは、デ・パルマの才能が怖いわ((( ;゚Д゚)))


クローネンバーグの『戦慄の絆』も、似た内容だったので、再見したい🐱


KBCシネマ🎦 (聖地枠)
シネマ2

2024ー41ー32