ひゅうどんこ

マラソン マンのひゅうどんこのレビュー・感想・評価

マラソン マン(1976年製作の映画)
4.0
 ステディカムを導入した映画として有名。コレ、新しい技術を備えたカメラのことだと私は勘違いしてたんですが、、移動撮影の際に撮影者の体に固定してブレを防ぐカメラの安定支持装置のことなんですね。
 本作(1976年10月6日)と同じ年に公開されたステディカムを導入して撮影されたアメリカ映画に、『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』(1976年12月5日公開)、『ロッキー』(1976年11月21日公開)がありますが、、Wikipediaのステディカムのページでは『ウディ・ガスリー/わが心のふるさと』で初めて映画撮影に使われたことになってますね。その辺りの時系列の認識、情報発信される方には注意が必要⚠️ですね。

 不穏な空気に引き寄せられるかのように、バラバラなシークエンスが繋がってきて、果して最後は!?っていう流れになってまして、何せ終盤の追い詰められる空気感のゾッとする寒気は、なかなか極上な脂汗必至なサスペンスが約束されております。
背筋のゾゾゾ感と名作という点で『何がジェーンに起ったか?』が直感的に浮かんできました。サスペンスもホラーも、私はあんまり😓😔😩なんですが、極上モノや珍味は別腹😼✨。

 物語最大のワルに、俳優として初めて一代貴族に叙されたばかりのローレンス・オリヴィエをハンティングしてきた人決めた人、すごいよ❗その時点で成功の3割以上は確定してますよ。