T太郎

ディセント2のT太郎のレビュー・感想・評価

ディセント2(2009年製作の映画)
3.6
1031
ホラー映画だ。
タイトルどおり前作の続編である。
前作が良かったので、記憶が鮮明なうちに「2」を観ておこう。
てな訳で、早速鑑賞させていただいた次第である。

面白かったが、恐くはなかった。
私は鋼の精神を宿す男として有名なので、大抵のホラーは全然恐くないのだ。

なので、私の“恐くなかった”は全く参考にならない事をご承知おき願いたい。
ただ単に、私が凄いというだけの事なのである。
さすが私だと言わざるを得ないであろう。

前作で6人の冒険女子が、洞窟探検に出発して2日後。
彼女らは予定時間を過ぎても帰ってこなかった。
町では捜索隊が編成されたのだ。

今回はこの捜索隊の面々が、奴らのえじきとなる訳である。

奴らとは?
そう、肉食系地底人だ。
詳細は前作を観ていただくとして、とにかく恐ろしい奴らなのだ。

“人を見たら泥棒と思え”、なんて事を申したりしますが、奴らはちょいと違うんですな。

“人を見たら食料と思え”
これが奴らの座右の銘なんですな。
なんと食いしん坊なのだろう。
まあ、奴らは目が見えないんですけどね。

その代わり耳がいい。
少しでも物音をたてたが最後。
奴らは猛然と襲いかかってくるのだ。

そして、生きたまま肉を噛みちぎられ、全身を食い尽くされてしまうのである。

果たして捜索隊の面々は、この地獄のような洞窟から脱出する事ができるのか。

前作のメンバーは全滅した・・・と思っていたのだが、そうではなかった。
なんとサラが脱出に成功していたのだ。

んなアホな!
とは思ったが、まあいいではないか。
素直に彼女の生還を喜ぼう。

そんなサラも捜索隊に加わり、再び地獄の洞窟へと舞い戻る羽目に陥るのであった。

先ほど、恐くなかったと申し上げたが、グロ表現はかなり増し増しになっているので、ご注意願いたい。
前作よりホラーの度合いは高めであると言えよう。

さあ、準備ができたら出発だ。
私たちも地獄の洞窟探検としゃれ込もうではないか。
目くるめく冒険の旅路を夢見て・・・

         完

USJあたりで、これをテーマにしたアトラクション作ってくれへんかな。

ザ・フライング地底人とか、地底人ザ・ライドとか、地底人オン・アイスとか。
T太郎

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