このレビューはネタバレを含みます
有名な扉から覗く顔や双子、タイトルしか知らなかった作品をやっと観賞。
まさか『シャイニング』が超能力のことだったとは…。
話の流れとしては割りとコンパクト。
ジャックが狂気に取り付かれる段階やホテルで起きる怪異も初見ではなかなか理解に至れなかった。
ただ、シャイニングによるビジョンの挟み方や不穏すぎるBGMでの不安の煽り方、良い意味での窮屈さや不快感を感じるシーンは、双子や鏡による左右対称に拘った演出でインパクトがある。
ジャック・ニコルソンの段々狂っていく演技も相まって、ストーリーというより場面場面が非常に印象的な映画だった。
なお、ラストのジャック凍死顔に笑ってしまったのは内緒。