【 空飛ぶお部屋の発想が面白い映画 】

飛行機でスキマ時間に鑑賞。
2004年PFFアワード出品作品。

年に一度の "くみかえの日"
アパートが一戸ごと切り離されて空に飛び、ランダムに居住場所が強制的に入れ替わる制度。

発想も、アパートの部屋が飛ぶ絵もシュールなS.F.タッチで面白いけど、外を歩いて表札の家紋を集めている2人の男のエピソードがユルくて作品の持つ世界観を完成できておらず勿体無い印象。もう少し危機感なのか、反対派など出して盛り上がって面白くなったのかな、と想像したりする。

監督はのちに「沈黙の艦隊」や「ハケンアニメ!」「水曜日が消えた」など話題作を撮っている吉野 耕平。

💻 ショート・ドラマ・SFファンタジー
監督・脚本：吉野耕平

住居が空を飛ぶ強制引っ越し。そんな日に起きためぐりあいを描くSFファンタジー。

年に一度「くみかえの日」が訪れる町。それはアパートが一戸ごとに切り離されて空を飛び、住居が強制的に入れ替わる引っ越しの日のこと。住民は外出禁止となるこの日に、ある目的をもって出歩いている男たち。途中、彼らは1人の少女と出会う。

U-NEXTにて鑑賞。
約20分のショート・ドラマ。
年に一度「くみかえの日」が行われる町。
古い老朽化した団地が並び、団地が一戸ごとに切り離されて、ランダムに住居が入れ代わる。それを見てる青年２人と少女。
CGによる演出で「団地が空を飛んでいく」映像がSFチック。
近未来の話のようでもあるけど、なぜか老朽化した団地。
一戸ごと移動するという仕組みは、黒川紀章氏がデザインした「中銀カプセルタワービル」みたい。まだあるのかな？
家紋を集める青年2人組（セリフが棒読み）の話がつまらなくて、少女が興味なさそうに仕方なく聞いてるのが印象的。
残念ながらファンタジー感はなかったけど、シュールだった。

• #ショートドラマ
• #SFドラマ
• #短編

とある団地では部屋を時空丸ごと組み替える作業が行われようとしていた・・・・。

団地の部屋を時空間含めて丸ごと入れ替える作業が行われる日を描いたシュールな短編作品。
発想や劇中に流れるエモいBGMなどは印象的だったが、ぶっちゃけ対して面白い作品ではなく本当に時間つぶし程度の出来であった。
おそらくこのテーマだからこそ短編でなんとかできるが、長編作品だと尺が持たないのであろう笑