ドキュメンタリーと言うよりは、淡々と撮りっ放すスタイル。
過疎の地の入植については、批判恐れずに言えば、無理やり延命せず産業がなくなり次第衰退は是と考えるが、特に日本海側沿岸部や離島防衛を考えると…
今私が住んでいる山形県鶴岡市の対岸の島のお話。
私も訪問したことがあるが、自転車を使えば半日で余裕をもって一周できる島が舞台。
ナレーションも起承転結もなく、淡々と飛島の1年がドキュメンタリーと…
飛島って名前だけは聞いたことがある。
うちの町内会のほぼ三分の一ほどの島民数。
漁業を生業とし、高齢者のほとんどは島から出たことがない。
休暇でのんびり過ごすにはいいかもしれないけど、住むとなる…
新入社員の頃、バードウォッチングが趣味の
隣りの席の嘱託のおっちゃんが、
「飛島はええで!
鳥は勿論、魚と人がええ。
だから遠いけれど定期的に行ってまう...」
と、この島の事を絶賛していた。…
「島には戻って来るな」と諭してゆっくり自分たちの世代で終わろうと考えていた親たちと、だとしてももう一度足掻こうと新しい仲間を呼んで戻ってきた子どもたち。「自分」と「コミュニティ」の関係を考えて取った…
>>続きを読む離島での暮らしを丁寧に取材した良いドキュメンタリーだと思います。
ナレーションや字幕などがない作品です。
島全体が高齢化して無くなっていく行事だったり、突きつけられる現実を受け入れている方やそれに抗…
このようなドキュメンタリー映画をしっかりと見たのは初めて。
色々なものが無くなっていく、僅かな希望もあるが確かに終わりに向かっているのであろう島のリアルが映されていた。
ナレーションが一切無く、…
洗濯物畳みのお供にドキュメンタリーでも観るかしらとサラッと見始めたものの丁寧な作りに目が離せなくなった。
老人たちの様子、語り口から感じられる終わりゆく島の寂寥感。
それでも再生しようという若手…
『島にて』製作委員会