あやさん

バーン・アフター・リーディングのあやさんのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

おもしろかった
ブラッドピットやばすぎ、なんであんなアホの演技うまいん??
撃たれる直前のとりあえずの笑顔、心臓ぎゅってなった。アホが故に慈悲を煽る。

ていうかジョージクルーニー演じるハリー。
はあ。かわいすぎる。むり。
銃出してかっこつけて走ったりジム行ったりで運動しないと精神の安定保てない、性的にタフなだけの、「結局俺にはお前しかいない」とか平気で言っちゃう男かわいすぎる。タイプすぎる。
まじニンジン大量に切ってたら不倫相手にブチギレられて人殺しからの精神不安定で奥さんに電話したときかわいすぎた。「帰ってきてよお、プレゼントも用意してあるんだよお」ってあの……あほみたいな……ディルド付きの拘束具………頑張って用意してたのも……愛らしい………。
ああいう男がタイプな時点で私たち(私とリンダ)終わってるんですよね。
代替可能な関係性でもって経年でできた大きな穴を埋めようとするから齟齬が生まれるんだ。

CIAをクビになった元分析官が、フィットネスジムの店長に「お前がバカどもの頭領だ!お前らみたいなんと戦ってきたんだ!」って銃を向けたのはなんとなくわかるな。だってチャドもリンダも途方もなくバカやったもんな。
なんというかフィットネスジムっていうのは現代社会の象徴的なものに見える。運動、エクササイズってものがそもそも時間や金銭に余裕のある人しかできないもので、元々富裕層のものでしょ?それをいろんなところのコストを抑えて安価に提供してるフランチャイズのジム……が、まあ、私の好きなマッチョを生んでるのは確かなんやけど……
「こんな二の腕でタンクトップ着れない!」なリンダ然り、やはりルッキズムの世の中で形骸的なものばかりが価値を高めていってぜんいん頭空っぽ……なんよなあ……

チャドはバカなだけやったけど、リンダは途方もない身の程知らずで、頭が悪いくせに自分が得られるよりも多くを求める。
その結果欲しいもの(全身整形)を得られてるのが癪に障る………けど、それが今の世の中?なのか?
泣いて喚いてヒステリー起こして色んなとこに縋りついてプライドもなく要求を大声で叫ぶと叶えられる世の中、弱者、それも知識も教養もないバカ、なのに。

CIAの上官は「よくわからんけど口減しできたならよし、アホの女には欲しいもの与えといたら黙ってるやろ」で、そうやって問題の分析もせずにぐしゃってするから軋轢が生まれるのに……。とっても家父長!

まあとにかく大きな身体で走って汗いっぱいかいて全力で健全な男の子してるジョージクルーニーかわいかった〜☺️
あやさん

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