あやさん

オーシャンズ11のあやさんのネタバレレビュー・内容・結末

オーシャンズ11(2001年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

何度も観てる大好きな映画のうちのひとつ。
母親がまずこの映画を大好きで、小さな頃から何度も観てるけど、昔はベネディクトがキザでキモくて嫌いやった!
とくにダニーが横にいるのにテスの手をすりすりするとことかほんまキモい!って思ってた(ことをそのシーン見て鮮烈に思い出した)、今は、アンディガルシア好きやしキザな男も好きやからぜんぜん愛せる🙆‍♀️

そしてダニー派ラスティ派の変遷。
母親がこの映画を好きなのはだんぜん「ジョージクルーニーが世界一タイプの男だから」なんやけど、若い女はラスを好きよなあ??
私もそのはずやったのに、観る回を重ね、自らの歳も重ねるごとにダニー派になってきた。出所前のヒゲもしゃもしゃダニーの色気にはしょうじき耐えられへんし、テスの頬にキス(じっさいはポケットにケータイを入れるためだったが……冷血漢😠)するときの甘い顔もとろけるし、とにかくなにをする瞬間にも魅力が漏れ出ていてダニー派にならざるを得ない。とにかくもう顔付きが甘いし、役のかっこよさだってずるい。

そして今、観て考えてしまうのはやっぱりテスの気持ち。
煙草を買いに行って戻らなかった夫が刑務所に入っていたとたぶん刑事が家に来たりして知る。そして信じられないことに彼は大泥棒で、自分に嘘をつき続けていた。
狂ってしまうほど心配したやろうし、裏切られたと知ったときのやるせなさや怒り、無力感は計り知れない。
そして、「自分を迎えにきた」という夫に会うと以前と変わらず信じられへんほどかっこよくて、「どうせこれも仕事でしょ、私のためじゃないくせに」と言いながらもその魅力に抗えない……。
いかにもプリンセス!やけど、前時代的でないのが、すべて知った上で王子様の隣に戻るとこ。ちょびっとイカれてる。だから好き同士なんやね、、、ロマンティックやなあ〜。
というかダニーが刑務所に入る前から、なんか悪いことしてるんやろなってことは知ってたんやろうなテスは。すべて受け入れてくれてたからダニーもテスを愛してたんだろう。

これは2001年の映画やけどやっぱ雰囲気いいなあ。
1990〜2000年代前半の映画大好き。
あやさん

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