アサヒスーパードライのようなキレのある場面
タイトルの意味は 町山さんの解説によると 読んだら焼き捨てたくなるほど下らない内容 らしい それを踏まえて鑑賞すると2014年に見た時よりはスルスル入ってくる
頭空っぽの筋肉馬鹿を演じるブラピ 緩み切った顔 変なジュースの飲み方 何の脈略もなく突然踊りだしたり 楽しそうだなぁ
車の中で両手グーにして踊るのが一番可愛いくて真似したくなる
「走らなきゃ」という台詞が何回もあって何となく可笑しいジョージ・クルーニーが
シャワーで汗を流しながら唄う鼻歌も間抜けで それをクローゼットの隙間から覗くブラピの目線のカメラワークが凄い
その後の顛末も 緩みきったこの作品をビシッと締める キレのあるビールみたい
ここは コメディでも バイオレンスを必ず
突っ込んでくるコーエン兄弟のお約束
だから驚くけど何となく嬉しい
鑑賞後は焼き捨てたくなるようなつまらない内容だけど 俳優がどいつもこいつも
面白くて 上手くてそこは最高だった